方程式の意味がわからなかった ー ふと想起される言葉 vol.7 ー

 

ここしばらく、この国の底流をなす、政治と集団に呻吟していた気がする。

 

ところで、昨日、3月20日は福岡県西方沖陣発生の日。

思い起こす人も少ない。

 

それより、巷は選挙やなんだとかまびすしい。

 

ふと思い出した言葉がある。

 

< 国権と民権 ー  人物を読み解く平成「自民党」の30年史  ー(著)佐高信 早野透 > のまえがきだ。 

 

ー しかし、ここに登場する政治家と言えば、小泉はアメリカ一辺倒となり、中国との友好を発展させようとはしなかった。それどころか、靖国神社に参拝して、一気に関係を冷却させたのである。

 

いわば小泉は、日米関係と日中関係の二次方程式を解けなかった。小泉が抜擢して次に登場した安倍は一次方程式も解けず、安倍の後継の福田康夫は最初から解く気がなくて、麻生太郎に至っては方程式の意味がわからなかった。ー

 

なかなか、上手いことを言う。

 

サミュエル・スマイルズは言った。

ー 一国の政治は、国民を映し出す鏡に過ぎない。

  無知で腐敗した国民には、腐り果てた政治しかありえない。 ー

 

やっぱり、安西先生の言葉がいいな。

ー あきらめたら、そこで試合終了ですよ。 ー