日清のチキンラーメンの販売が開始されたのが、1958年(昭和33年)の8月25日だ。
8月25日は、チキンラーメンのバースデーだ。
そして、今年は誕生から60年。
まもなくチキンラーメンは、還暦を迎える。
一人暮らしを始めた学生の頃、よく食べたラーメーンだ。
その時分は、ふた付きのラーメンどんぶりなんてなかったので、麺を入れたどんぶりに熱湯を注ぎ、その上に、少年ジャンプを乗せていた。
裏表紙が湯気でふにゃふにゃなったものだ。
発売から45年を経た2003年、麺の中央部に『たまごポケット』と称するくぼみの付いたチキンラーメンが出現した。
そして翌年の2004年8月、「チキンラーメンどんぶり」が販売されたのだった。
何かうれしかった。
2011年には、軽いシリコンふたの付いたどんぶりが発売された。
ひよこちゃんのクチバシがふたの取っ手になっていて扱いやすいが、シリコンの食器って~ものが何か合わない。
やっぱりチキンラーメンなら、丸いつまみの磁器製ふたの付いたどんぶりでしょ!! と思う。
今でも、時々食べる。
さして美味くはない。今時のカップ麺の方がおいしいと思う。
それでも、食べる。そして、赤塚不二夫氏が暮らしたトキワ荘的な日々を思い出す。
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