「便所の石」
むかし、中国人留学生に教わった言葉だ。
男子便所に石がある。どんなに小便をかけられようと、ずっとそこにあり続ける。
転じて、頑固者、強情っ張り、偏屈など人を差して言い、よいニュアンスを含んでいると。
今時は、水洗便所ばかりで、石のおちている男子便所など知る人は少ないが、
自分が子供の頃の小中学校は、まさにそんな便所だった。
なかなか、味のある言葉だ。
総じて、中国人は、たとえ話やことわざをとても上手く使う。
一方、いい年した大人までが子供言葉を使う日本人。
アメリカの戦後対日政策は、着実に成果をあげている。
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