7月の九州北部豪雨災害以降、編み上げ靴を履く日々が続いている。
ダナーストライカーは現場用、ベイツZERO MASSは屋内用。
それにしても、ダナーは何しろ、濡れる、汚れる。
干して磨いて … 替えがあれば …
もう一足買っちゃうか …
周知のとおり、AVIREX社は、アメリカ空軍のコンストラクターである。
日本では、1986年、映画「トップガン」でトム・クルーズが同社のフライトジャケットを着たことで、一躍、その名を轟かせた。
50~60代には、懐かしいブランドだ。
日本で売られているこの手のブーツ(ミリタリー、タクティカルなど)の多くは合皮で、牛皮本革は思いのほか少ない。
合皮じゃハイシャインに仕上げようって気になんない。
AVIREXコンバットは牛革。
ならば磨けばひかる。それが、購入の動機。
ダナーのようなホールド感はないが、その分軽い。
大きな刻みのパナマソールも悪くない。そして、何しろ安い。
で、一月ほど過ぎた頃、アキレスあたりに綻びが …
何とも …
見かけは厳ついコンバットブーツでも、所詮、” のようなも ” か …
<「最後のブーツ -ゴアテックス & ビブラム ダナー ストライカー8 サイドジップ-」はこちら>
<「ミリタリー・自衛隊」はこちら>
で、もう一足買っちゃった。
まぁ、気晴らしです。
陸上自衛官に支給されている個人装備品の「半長靴Ⅲ型」のレプリカだ。
こうしたレプリカは、陸自駐屯地内の隊員用の売店で売られている。
店主によれば、隊員は、訓練時には当然支給品の半長靴を履くが、内勤や駐屯地内の軽作業用に軽量のレプリカを買っていくそうである。
ネットなどでは、合皮で軽いレプリカが5,000~6,000円程で売られている。
今回購入したのはS&Grafのレプリカで、一応、本革である。
ペブレット加工が施された革は厚く硬い。
ソールは、米軍パターンのパナマソール。
素朴で無骨な風情だ。
何しろ、磨いてみましょうか …
おぉっ、光りますよ …
AVIREXより、ちょっと重いけど、履き心地はいいんじゃないすか。
素性の知れないブーツだけどイイよ。
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