REDWING ラインマンブーツ9233 - ハイシャインへの挑戦 VOL.2 -

 

ダナー ストライカーのハイシャイン仕上げに挑戦するも、未だ成らず。

 

靴屋に尋ねてみたところ、ハイシャインに向かない革もあると。

 

まぁ、気長にやろう。しばし中断。

 

代わりにREDWINGのワークブーツを磨いてみることにした。

 

レッドウイングは、言わずと知れた、アメリカのブーツメーカー。

 

現在、世界150カ国で、年間300万足を越える販売数を誇る世界屈指のブーツメーカーで、日本でもダナーと並んで人気の高いブランドである。

 

 

 

レッドウイングと言えば、何しろ ” トラクション トレッド ソール ” だろう。

 

それまでのラグソール(凸凹があるゴムの靴底)やコルクソールに変えて、独自のソールを用いた。

 

そのソールは、

厚くクッション性があり、大きな刻みのない形状。

 

泥が詰まりにくくグリップ力が保たれ、また、足音が小さいなどの特徴から、当時の狩猟用ブーツとして圧倒的な支持を得たのである。

 

 

1980年頃、初めて買ったのが REDWINGクラシックワークだった。

その後、アメリカン・カジュアル・スタイルの定番ワークブーツとして一世を風靡する。

そして、あまたのコピー商品が巷に溢れていったのである。

 

そんなこともあって、私が2足目として選んだのはビムラムソールのラインマン9233だった。

 

- REDWING ラインマン 9233 -

 

20世紀の初め頃、アメリカのライフラインを確保する配線工(ラインマン)は、最も危険な危険な仕事とされていた。

 

REDWINGが作ったブーツは、

ソールはビブラム、高所での安全性確保するため、つま先近くまでシューレース(靴ひも)が施されていた。

 

当時のラインマン達がそのブーツを選んだため、「ラインマン ブーツ」と名づけられたと。

 

 

かれこれ10年、手入れらしい手入れもせずに履いているが、ソールの減りも少なく、綻びもない。

 

きっと、あと10年は履けるに違いない。

 

今回、少し反省しつつ、真面目に手入れした。

 

 ①ステインリムーバーで汚れ落とし

 ②シュークリームで保湿

 ③ブートブラック ハイシャインベースで下  地づくり

 ④最後に、ブートブラックハイシャインコートを塗って磨き

 

ついでに、シューレースを革に替えた。

 

顔が映るほどのハイシャインとはいかないが、かなりの光沢。

10年の時が中々いい味出して、買った時より「 男前 」だ。

 

これからは、ちゃんとケアしてやろう。

 

 

 

「最後のブーツ - ゴアテックス & ビブラム ダナー ストライカー8 サイドジップ-」はこちら>

 

「- ダナー ストライカー ハイシャインへの挑戦 vol. 1 -」はこちら>

 

「AVIREX コンバットブーツとS&G戦闘長靴Ⅲ型- ハイシャインへの挑戦 vol. 3 -」はこちら>

 

 

 - 愛用の諸道具 -はこちら>

 

 

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コメント: 2
  • #1

    nisi88 (日曜日, 14 5月 2017 21:48)

    こんばんは。

    自分はレッドウイングのブーツは買ったことはありませんが
    ビブラムソールのバックスキンのモカシンを、もう20年?もっとかな?
    履いています。履き心地がいいのに、減らない。
    ティンバーランドのラバーソールのモカシンも、ほとんど手入れなしで
    15年は持ちました。今思うのは『本当に良いモノ』は
    ちゃんと手入れしたら『一生モノ』なんですね。

    なんだか染み入るようにブログ読んでます。

  • #2

    マイケル・K・橘 (日曜日, 14 5月 2017 22:10)

    nisi88 さま

    どうもです。
    最近、靴磨きが好きになりました。
    蒸留酒を一滴、落とすのがイイなんて友人も。
    世俗を忘れて、ひたすら磨く。
    靴磨きが趣味の方の、気持ちが少し解った気がしてます。