海上自衛隊の護衛艦「いずも」が、熊本地震の被災地支援にあたる自衛隊員や車輌、資機材輸送のため、博多港箱崎埠頭に、21日入港した。
全長248メートル、海自最大の護衛艦が入れる港は、九州では博多港だけなのである。
一部の関係者に艦内が公開され、その際、艦長から記念のアポロキャップが贈られた。
アポロキャップとは、一般に、NASAがひさしの長いキャップをアポロ計画スタッフの作業帽として使用したことから、そう呼ばれている。
今日、アメリカをはじめ、各国の警察、消防、軍隊などで、制帽(副帽、略帽、作業帽等)として使われている。
その特徴は、前頭部に縫目がなく、所属を示すワッペンが貼り付けられたり、刺繍が施されたりしている。
また、ツバには、一般用では月桂樹、アメリカ軍では樫葉、自衛隊の佐官以上では、桜葉・桜花の刺繍が施されている。
自衛隊の場合、将官となると、佐官のもより更に多くの刺繍が施されてる。
写真のアポロキャップは、将官用のもので、もちろん非売品である。
被ってみると、何か、偉くなったようで、素直にカッコイイ。帽子の威厳だ。
だがしかし、この帽子、街中で被るのは、何かためらわれる。
どんなシーンなら被れるのかな … 悩ましい …
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