近頃食べた想夫恋焼きを、長いことアップしていなかったので、まとめてup。
ホームの住吉店と、時々、訪れる飯塚店のダブル。
そして、久しぶりの古賀インター店の大盛。
併せてもう一度、その味の違いついて考えてみたいと思います。
<「日田焼きそば想夫恋の写真集 - 不動明王のごとく -」はこちら>
<「想夫恋店の考察 Vol.1-想夫恋の焼きそばに、「地域の味」があることの是非-」はこちら>
<「想夫恋店の考察 Vol.2-個人タクシーを思わせる想夫恋店とその味-」はこちら>
<「想夫恋店の考察 Vol.3 - 想夫恋の焼きそばの出前とテイクアウト -」はこちら>
【 飯塚店 】
う~ん、何しろ姿がよろしくない。
焼きを意識しているのか、焼きは強いが、麺からは、タレなどのうま味が感じられない。
加えて、モヤシの焼き浅くが、もっさり。
そして、全体に味がない。
想夫恋焼きでは、麺を鉄板に撒き、両面をしっかり焼いたあと、麺を、広い鉄板の脇に置き、
くぼんだ鉄板の中央にモヤシ・ネギを入れる。
そしてもう一度、そのモヤシなどの野菜のうえに麺を乗せ、胡椒をふり、特製タレを廻しかけ、
一気呵成に焼いていく。その工程で、麺にタレのうま味が染み込む。
飯塚店では、焼いた麺のうえに、モヤシ・ネギを乗せ、胡椒をふり、タレをかけているようだった。
そのため、モヤシなどにラードと、鉄板の熱が届いていない。
オープンから、1年あまり。そろそろ、我が出始める頃。基本を忘れてきているのでは …
< You Tube 「日田焼きそばの想夫恋 Vol.2 - 鉄人が見せる その真髄
- 」はこちら>
【 古賀インター店 】
平成24年5月、オープンしたばかりの頃に訪れた。
今回の訪問は、3年以上が経過している。その後の具合は …
先ず、麺を返す様子が見えたのだが、麺のバラツキがひどい。
まるで、日田やきそば研究会ようだ。麺を整え、シッカリ焼いていないからそうなる。
なので、全体に焼き上がりが白い。
ラードの量が多く、焼きと言うより揚げに近い。
麺が脂にコーティングされて、タレを吸ってないのだろう。そのためか、うま味が感じられない。
バソキ屋の焼きそばに似た味だが…
この店にダブルはないので、1,100円の『 大盛 』にしたが、この味では、とてもダブルは食べられない。
3年前のオープン直後は、想夫恋焼きだったのだが …
習練の成果どころか、水準が我落ちている。
<「想夫恋風焼きそば バソキ屋西月隈店へ」はこちら>
【 住吉店 】
期待を裏切られることは、先ずない。
姿、形、味のバランス、水準は極めて高く、
かつ、常に安定している。
まったく申し分がない。
心から思う、” 美味しい ”。
まさに、貴店こそ、想夫恋の真打。
若大将、”いつも、最高の想夫恋焼きをありがとう ”。
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ヤマグチ (木曜日, 17 9月 2015 20:06)
噂だけでなく、自分の目と舌で再確認する・・本当に大事な事ですね
このページを見て、痛感しました 私も最近飯塚に再確認に行きました
同感でした でも取り合えずは、完食するので、お店の方も気づいてないのでしょうね。
鉄人焼き(想夫恋)が桁違いだったので、鉄人も今は己を超える勝負中なのでしょうね。
又、拝見します。失礼しました。
マイケル・K・橘 (土曜日, 19 9月 2015 15:43)
ヤマグチ さま
コメント有り難うございます。
鉄人の創り出す格別の想夫恋焼きと人柄に魅了され通っていたファンにとって、現況は、少し淋しいところです。
私のホームであります住吉店の若大将(店長)は、店を引き継いで数年になります。当初は出来にバラツキもありましたが、いつも誠実で一所懸命。ある時期をさかいに、驚くほど腕をあげ、いまや想夫恋店屈指の焼き手になりました。
飯塚店も、そんな風になってもらいたいものです。