本日の一杯、『 アサヒ クラフトマンシップ ドライポーター 』  - 世界のビール vol. 7 -


本日も、日本のビールです。

 

2月10日から、期間限定、業態限定で発売になった『 アサヒクラフトマンシップ ドライポーター 

 

缶には、

- 上面発酵酵母とチョコレート麦芽を一部使用した、香ばしいロースト香とどっしりとしたコクが特長の麦芽100%生ビール ー と。

 

ふ~ん、上面発酵ねぇ …


近頃、ビールメーカーの商品戦略が変化しているように感じます。

 

アサヒにしてもサントリーにしても、ベルギービールなどクラフトブームを意識して、色が濃くコクがある、アルコール度数も少し高めのビールを出して、市場の反応を見ているのでは …

 

10年ほど前の日本酒の潮流の変化と共通点を感じます。

新潟の「久保田」に代表される - 淡麗辛口-から、山形の「十四代」のようなー 芳醇旨口 ー へ。

 

国産のキレや爽快さを売りにするピルスナー系ビールは、どれも味の傾向が似ていて面白みにかけてきていましたから。

 

それにしてもこのビール、ポーターらしい濃い色、苦味は少なく、上面発酵らしい味わい。

クリーミーさはなく、泡もちはそこそこ。

 

観光地やなんかで飲む高い地ビールと、何ら遜色ありません。

これで238円なら立派なもの。たまには、いいんじゃないすか。