タバコと珈琲は、マッチじゃなければ - 馬首印 マッチ 兼松日産農林 -

 

 

くつろぎの時、サイフォンでコーヒー。

マッチで、アルコールランプに火を着ける。

 

タバコもマッチがいい。

 

火を消したあとに残る、

塩素酸カリウムと硫黄の匂い …

 

 

 

 

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<「 やっと一服、ゴールドの癒し  - ボンマックゴールドサイフォン TCA-2GD  ー」はこちら>

 

 

- マッチ世代と今 -

 

 

19世紀後半から、マッチは日本の主要輸出品。

 

国内においても、1950年代、都市ガスやプロパンガスの普及とともにマッチは更に普及していく。

 

1960~70年は、まさに広告用マッチの時代だった。

 

しかしその後、ガスコンロの自動点火装置や百円ライターの普及により、マッチは生活の様々な場面から消えていく。

 

今の子供たちの多くが、マッチの存在を知らないとか。

 

 

かつてマッチが、喫茶店、飲み屋、スナックなどで広告用として広く使われていた頃、ポケットから出てきたスナックのマッチに、かみさんが角を出す、これぐらいはまだいい。

 

 

妙なアルファベットのマッチ、ピンと来たお内儀が電話してみると、そこはホテルだったりして、そりゃもう大変なことに…

 

   < 国内向けマッチの出荷量の推移 >

(単位:t)

年  次

家庭用

数   量

広告用

数   量

1955 287 108
1960
279
183
1965
296
245
1970
232
431

1975

186
385
1980
49
223
1985
32
107
1990
24
58
1995
20
31

2000

14
19
2005
12
10
2010
7
4

 


 

タバコをワンカートン買えば、ライターをくれる。でも、何か味気ない。

 

会社ではライターを使っても、家の中、off timeはマッチがいい。

 

刹那に灯り、そして残るノスタルジックな余韻。

 

 

コートの襟を立て、パチッ …

 

やっぱり男はマッチだ、そう思う。

  

 

 

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