仕事で豊前市に。
訪れるのは、数年に一度ほど。
車窓から、たおやかな稜線と起伏激しい稜線を七重八重に織りなす求菩提山系を望む。
宇島駅に降り立つのは昼あたり …
久しぶりの豊前、何を食べるかな …
同僚の情報によれば、食べ物屋は少ないが、道筋にラーメン屋があると。
広くて交通量の少ない道路横の舗道を歩きながらラーメン屋の看板を探すものの …
ん … 見つからない。
そのうち、目的地が見えてきて、どうすんのよ、着いちゃうよ …
何か腹に入れなきゃ、午後の仕事、もたないし …
すると、「うどん」の看板を発見 … しょうがない、とにかく喰おう。
看板には、「手打ち」と。 店に入ってみると、おぉ、セルフのうどん屋ではないですか。
セルフ…、ほとんど経験がない。
店内に表示された指示どおりの手順で肉とゴボウが完成。何処に行っても「肉+ごぼう」。
ちなみに、うちのオヤジは肉うどんを食べない。以前、評判のうどん屋で、肉+ゴボウを食べさせたら、一言、「甘い」。肉うどんに対する、うどん通の評価はハッキリと分かれます。
さて、本日のうどんの味は …
いや、美味しい。何しろ、だしがうまい。麺も、適度にコシがあっていい。
おまけにかしわメシの大きさは、一般的なものの1.5倍ほど。
同僚によれば、そもそも、豊前地区は、瀬戸内文化の影響が大きい地域。
ラーメンよりは、うどんの文化隆盛の地。うどんが美味いのは当たり前だとか。
私の大好きな嘉麻市「めんくいてい」の肉ゴボウ850円に対し、決してひけを取らない美味しさ。
これ全部で610円 !!! とても信じられません。
本日、認識いたしました。豊前のうどんは、うまい !!!
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