書棚の隅っこに眠っていた本。
炊飯にこだわっていた、2002年頃に買ったものです。
いつの頃からか、無洗米と水を電気炊飯器に入れて、タイマーをセットするだけになってしまいました。
時には、以前のように少し手間をかけて美味しいご飯を炊こう、そう思い直しました。
文化鍋を買ったのもそのためです。
<「ごはんのことvol.1ー DX文化鍋18cmを買う」はこちら>
<「ごはんのことvol.3-1.0 L白杉 おひつ(のせ蓋)」はこちら>
今さらですが、かつて大切にしていたのは次の点です。
◇ 計量(米・水) ◇ 米研ぎ(洗い) ◇ 炊き ◇ シャリ切り
<米の計量>
・ 米の量は正確に計る
→ カップを変えたり、すり切りだったり、山盛りだったり、計り方は変えない
<研ぎ>
・ 優しく、素早く
→ ステンザルなどを使って、さっと1~2度汚れを流す
→ 力を入れすぎ米を割らないよう、五本の指で優しく、研ぎすぎない
→ 水切りは2~3分
<浸水>
・ 最低30分
→ 米は乾燥野菜のようなもの.30分で70%浸水、残る30%を得るために、トー
タルで2時間は浸けたい
<水を計る>
・ 水の量は、浸水させた米と同量
→ クッキングスケールなどで計るのが面倒な時は、米2合ならば、水は400~
450ml、3合ならば、600~650ml程度。米の状態や品種によって調整
これから後は、電気炊飯器、土鍋、文化鍋などで炊きに入ります。 ※ 鍋炊きは別稿で。
炊きあがったら蓋を開け、余計な水蒸気とあら熱を飛ばします。
そして、最後はシャリ切り。
濡らしたシャモジで鍋の周囲を1周。
ご飯粒をつぶさないように、上下に大きくふんわりと混ぜます。
これでご飯が水っぽくならず、グレードアップ。
もう一つ、欲を言えば「おひつ」に移したい。
ベストは、さわら、ひのき、杉など白木で作られた木製のおひつ。
ごはん保存の最強アイテムです。
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