ご飯が美味しい季節.。
店には、新米も並び始めました。
おいしいご飯が食べたい、けれど電気炊飯器じゃ…
以前もそう思って、炊飯土鍋を買ったのですが、今一歩。
ならば、やはり文化鍋か。
<「ごはんのこと vol. 2 うまいご飯を炊く」はこちら>
文化ナンとか、文化の名前が付くものは色々とあります。
始まりは、大正期の文化住宅。洋風のモダンな住宅にこの名が使われます。
さらに、昭和に入って、応接間が造られるなど洋風のデザインが広まっていきます。
しかし、今日残っている「文化○○」は、戦後のものです。
文化包丁、文化アパートメント、企業名でも、文化シャッターや文化放送もありますね。
文化鍋もその一つです。
昭和25年に、文化軽金工業が発売したものです。
それまで、ご飯と言えば、かまどに釜を乗せて炊飯していた中、ガスコンロの普及とともに、- 簡単にご飯が炊ける革新的な鍋 - その時代を席巻した鍋です。
その後、色々な鍋が売られるようになって需要は大きく減少していったのですが、近年また、その良さが見直されてきています。
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