「ホンコン やきそば」は、ヱスビー食品が1964年から製造・販売する袋麺の焼きそばです。
当初は、全国で販売されていましたが、今は、北海道、宮城、大分県などのみ。
どこでも買うことはできませんが、福岡県内でスーパーを展開する(株)川食グループのトレードマートで買うことができます。
<「これが男の生きる道 ペヤングのやきそばに思う」はこちら>
国内食品メーカーの袋麺焼きそばの創生期の状況をおおざっぱに振り返ってみると、
1963年 日清食品 「日清焼そば」発売
1964年 S&B食品 「ホンコンやきそば」
1967年 サンヨー食品 「アラビアン焼そば」
1968年 明星食品 「鉄板焼そばジャンボ」 …… etc.
そして、画期的な製品が発売されます。
1976年 日清食品「カップ焼そば UFO」です。
ホンコンやきそばの最も大きな特徴と言えば、あらかじめ揚げた麺にソースの味が付けられていたことです。
他メーカーの袋麺焼そばは、粉末ソースを振りかけるもの。
2007年に日清焼チキンが発売されるまでの30年以上、この製造方式を採り続けたのは、唯一、S&Bだけでした。
もちろん、チキンラーメンが大きなヒントであったことは否定できませんが…
では、その味の特徴と言えば、
外から加熱し水分を飛ばすことで、蒸した生麺に似た食感が得られ、かつ、麺に付けられたソースの味が、一度湯に溶け出した後、また麺にしみこみ味わいが増すこと。
まだカップ麺は売られていない時代、食べても食べても食べ足りなかった少年期、袋麺のインスタントラーメンに次に食べた焼きそば。
美味しく作るには、熟練が必要ではありましたが、それも楽しいものでした。
最も多く食したのは、たぶん日清焼そばだったのしょうが、この『ホンコンやきそば』は記憶に残る商品です。
やがて、手間いらずのカップ麺やカップ焼きそばの登場とともに、袋麺焼きそばは準主役の座を退いていくのですが、今でもその懐かしさは変わりません。
今日は、学生の頃よりす少しだけ手をかけていただきました。
追伸:フライパンは、できるだけ小さいもので焦げつき防止加工の施されているものを使用。
馴れるまでは、水は少し多め。そして、期待を持ちすぎないこと。
要領を掴むまでは、大抵ボソボソになります。まぁ、それも一興。
コメントをお書きください