- 想夫恋の支流なのか ? 福岡市中央区清川 『 焦がし焼そば酒場 まるひ屋 』 -

    焦がし焼そば酒場 まるひ屋   
    焦がし焼そば酒場 まるひ屋   

 

今年の1月、福岡市中央区清川に想夫恋風の焼きそば店がオープンしました。

 

地元のテレビなどでも取り上げられ、評判はなかなか。

 

本日、ようやく訪問できました。

 

 

 

メディアの紹介では、店主の 久野 道男 氏は日田焼きそばの老舗店で修行を積んだとか。

 

日田の焼きそば店は、想夫恋以外は、皆、個人事業主。

老舗で修行ができる店と言えば、想夫恋しかありませんが …

 

もし、久野氏が想夫恋出身ならば、想夫恋をスピンアウトし、成功を収めた東京アペタイトや出身地の広島で店を出した「焦がし焼きそば 嬉一」などのように、自らの出自を公言して欲してい。

 

決して、三隈飯店のようにはなって欲しくないものです。

 

 

焼きそばがメインではありますが、店名に「酒場」を入れていることからも分かるように、鉄板焼きなどの酒の肴、ドリンクメニューもそれなりにあります。

 

 

 

「 日田やきそばの真実 Vol.5『両面焼きそばあぺたいと』と『三隈(みくま)飯店」』」はこちら>

 

 

    焦し焼そば まるひ屋の大盛
    焦し焼そば まるひ屋の大盛

 

 

土日の開店時間12時きっかりに入店、本日は、大盛880円(税込 950円)にいたしました。

 

豚肉を鉄板に落とし、焼きに入ったのは12時8分。

 

焼きそばが出てきたのは12時20分過ぎ。調理時間は10分以上、想夫恋の9分よりもさらに長い焼き。

 

さて、出来の方はといいますと、

麺は、想夫恋より太めで、アシ、コシともに強い。

タレ(ソース)は、想夫恋よりやや甘め感じです。

具材は、豚肉、モヤシ、ネギ。これは、想夫恋と同じです。

 

シッカリとして丁寧な焼き。食感は、博多皿うどんにやや近い。

同じ想夫恋系のバソキ屋よりは、格段に美味しい。

 

ちなみに、使用している鉄板は、中央が窪んだ鉄板。

茹釜などキッチンのレイアウトは、想夫恋そのもの。

 

店内の雰囲気は明るく、気遣いが行き届いています。

食後には、アイスコーヒーのおまけ付き。いいですね。

 

焼きそばの味と店の雰囲気の総合点は高く、この点で言えば、想夫恋の店の中にも、負けている店は少なくない、そう感じました。