” なにも足さない。何も引かない。”
1992年~1994年、一世を風靡したサントリーウィスキー山崎のキャッチコピー。
想夫恋焼きを食べながら、時に思い出す言葉です。
(株)想夫恋の現社長 角 弘起 氏は、先代の角 安親 氏 の生み出したソース(タレ)に手を加えたことがあったそうです。
何かしらの旨み調味料だったのでしょうか。
毎日の様に、想夫恋焼きを食べに来てくれる常連客に食べさせてみて、
” 味は、どう ? ”
” 美味しい !! ” (角 弘起 氏 内心「やった !!」と)
一度、二度、そして三度。次は…
” 今日は、餃子でいいよ ” と。
すると、先代 角 安親 氏が、
” オマエ、何か入れたな ?! ”
先代は、全てお見通し。
すぐに、元の味に戻したそうです。
今日でもスーパーでは、色々な調味料の類いが売られています。
確かに、使うととても美味しくしてくれるものがあります。
でも、そんなもの長くは食べられません。
想夫恋のソースは、今も、創業当時のままだと。
想夫恋は、食べ飽きることがありません。
日田やきそば研究会の模倣店主らが、どんなに真似ようとしたって、所詮はまがいもの。
決して真似ることの出来ない味なのです。
そして、そんな比類のないソースを使って格別の想夫恋焼きを食べさせくれる住吉店。
いゃ、今日もとっても美味しかった。
” なにも足さない。なにも引かない。”
若大将、本日もごちそうさまでした。
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