近年、スーパーなどで売られているソーセージは、製造技術、保存技術の向上などにより、昔のものと比べて、格段に美味しくなりました。
(株)明治屋の商品に、「ウインナーソーセージ ブルー」と言う缶詰があります。
昔から、『青缶』とも呼ばれて親しまれているソーセージ缶です。
私とこの青缶との出会いは、かれこれ四十年近くも前のことで…
青缶は、豚肉と牛肉の合挽きを天然羊腸に詰めて燻煙したソーセージの缶詰。
学生の頃、バイトでお金が入ると、青缶やノザキのコンビーフをいっぱい買いました。
缶詰なので、何しろ日持ちがする。そのまま食べる、野菜と炒める、工夫次第で色々な料理に使えます。インスタントラーメンより使い勝手がよくって…
そして、美味しい。
貧乏学生には、ごちそうでした。
部屋の中にたくさんの缶詰があると、とても安心で幸せな気分になったものでした。
今でも、たまに買って食べます。
今日は、青缶だけでは少し淋しいので、ドイツのブックルンダー ボックヴルスト と一緒にいただきます。
ボックヴルストは、現在でもドイツの家庭で愛されているソーセージの瓶詰め。
青缶、ボックヴルストは茹でて。
付け合わせは、茹でたジャガイモとザワークラウトです。
今売られているパックもののソーセージと比べてみると、ん~、今のソーセージの方がずいぶんジューシーです。
でも、青缶、ボックヴルストともに、何とも言えない懐かしさを感じる優しい味です。
この両者の味は、とてもよく似ていますが、ボックヴルストの方が、酸味と塩気をやや強く感じます。
ビールはもちろん、ワインとの相性も言うことなしです。旨い !!!
<「缶詰の話」はこちら>
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