今日から、福岡市で「福岡モーターショー2014」が始まりました。
4回目となる今回は、景気回復の空気が広がりつつあるのか、会場の雰囲気は、随分と明るいようです。
本日は、そんなモーターショーのレポートではありませんで、「日田やきそば」とモーターショー、そして、B-1グランプリの話です。
私が初めて「日田やきそば」を食べたのは、「福岡モーターショー2009」でした。
もちろん、この「日田やきそば」は、想夫恋の焼きそばではなく、想夫恋焼の盗作・模倣集団「日田やきそば研究会」(以下、「研究会」)が作る「日田やきそば」のことです。
会場内に設けられたご当地グルメの一角に、「日田やきそば」と染め抜かれたノボリを見つけたのです。
それ以前に、大分のラジオ番組に研究会のどこかの店が出演し、カリカリになるまで麺を焼く製法が、自らの創意であるかのような発言を聞き、
「冗談じゃないよ。その製法を産みだしたのは想夫恋の創業者 角 安親 氏でしょ !!」
何と厚顔な…
そんな「日田やきそば」なるものは、いったいどのようなものなのか…
500円を払ってその「やきそば」を食べたのです。
それは、想夫恋の焼きそばとは似ても似つかぬ粗悪品。何ですか、これは……と。
その頃の研究会と言えば、2006年に最初のBー1グランプリが開催され、これを目ざとく商売ネタと踏んだ彼らが、B-1への出展を果たすべく、必死になって各種のイベントに出ていた頃なのです。
研究会は、今回の「福岡モーターショー2014」へ出展していないし、前の「福岡モーターショー2012」も出ていませんでした。
2011年に「愛Bリーグ」の正会員に昇格し、B-1 グランプリに出展できるようになった研究会にとって、人手やコストをかけて各種のイベントに出展し、実績を積み上げる必要などなくなっているのです。
このような姿勢を見るにつけ、彼らの目的はやっぱり「お金」なんだとつくづく思うのです。
もっとも、< 想夫恋=日田焼きそば >と、< 研究会=日田やきそば >の区別など、一般の方にはわからないし、そのことで、想夫恋の評価が貶められていることを考えれば、想夫恋のファンにとっては、研究会が出展しない方がよいことには違いありません。
ちなみに、今回のモーターショーでの焼きそば系の出展は、富士宮やきそばです。
ところで、近年、B-1 グランプリに参加するようになった団体に福岡県田川市の「田川ホルモン喰楽部」という団体があります。
福岡県田川市のご当地グルメである「田川ホルモン鍋」を活用して町おこしに取り組んでいる団体です。
<関連ブログ『本日は ” 飯塚名物 ” 伝説のホルモン丼』風弁当」はこちら>
2012年の「第7回 B-1グランプリ in 北九州」では、初出場ながら、みごと6位入賞を果たしました。そして、「九州B-1グランプリ in 日田」では、ゴールドグランプリ受賞。2013年「B-1 グランプリ in 豊川」でも9位入賞という見事な実績。
一方の「日田やきそば研究会」と言えば、2011年「第6回B-1グランプリ in 姫路」、2012年、「第7回B-1グランプリ in 北九州」、2013年「B-1 グランプリ in 豊川」と出展しながらも、一度も入賞はありません。
「日田やきそば研究会」は、日田焼きそばの想夫恋の盗作・模倣集団。
想夫恋のバチモノを売って商売をしていた模倣店は、B-1が創設されたのを契機に、日陰者であった自らの存在を「地域おこし」の美名をもって粉飾しはじめたのです。
盗作・模倣、そして所得隠し。それが、研究会の組織風土。
率いるリーダーもまた、同じ模倣店の店主であり、所得隠し…
かたや「田川ホルモン喰楽部」の方は? よく知りません。
けれど、代表の 金子 和智 氏には、何度も仕事でお目にかかりました。
当時は、田川市役所の職員。やがて、市議会議員に身を転じ、議員活動を通じて地域の再生を図りつつ、B-1出展という別のアプローチによって、地域おこしに取り組んでいる方です。
市の職員の時代から、郷土の再生にかける真摯な思い、私欲などは微塵も感じない方でした。
やはり組織は、その構成員とリーダー、そして、その風土。
研究会は、B-1での入賞を果たすことなく、いずれは霧消するのでしょう。
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