夏から秋、冬から春、季節が変わると「衣替え」をします。
同じように、家の中で使う道具も変わります。
そうめんに使う器やザル蕎麦のせいろなどは、出番もなくなり、鍋やフォンデュなどの道具の出番となります。
そんな秋冬道具のひとつが、南部鉄瓶。
棚にしまっておいた箱を取り出して…
南部鉄瓶から溶出する鉄分は、体に吸収されやすい2価鉄が多く、微量でも吸収率がよいので鉄分補給に効果があるといわれています。
また、南部鉄瓶で沸かしたお湯は、水道水の塩素(カルキ)がほとんど除去されるため、まろやかな味わいになります。
「及源(おいげん)鋳造」は、嘉永5年(1852年) 創業、岩手県水沢に本社を置く鋳物鋳造企業。
そして、もう1社、同じ岩手県の南部鉄トップメーカーの盛岡市「岩鋳」があります。
近年、海外でも人気が高まり、カラーの鉄瓶はフランスでとても売れているとか。
南部鉄瓶では、人気を二分する両者ですが、その歴史は異なります。
「岩鋳」をはじめとする盛岡の南部鉄は、藩主が京都から盛岡に釜師を招き、お茶の湯釜を作らせたのが始まりで、華やかで端正、方や「及源」など水沢の南部鉄は、庶民が使う日用品で質実剛健。
そんなイメージがありますが、どちらも、とてもよいものを作っています。
私の南部鉄瓶は、「及源」の伝統的な亀甲紋、安定感のある形と真っ黒な姿に一目惚れして買ったものです。
【 南部鉄 急須 あられ 】
20年ほど前、仕事で盛岡市を訪れたときに、お土産店で購入したものです。
3,000円くらいだったと思います。
最もベーシックな「あられ」、容量は、300ml。
<「 秋冬道具 タキイ電器 電気ベビーコンロ 」はこちら>
<「 秋冬道具 博多中州 ” かど屋 "風 すきやき鍋 」はこちら>
<「 秋冬道具 ぬるめの燗に炙ったイカ そして、ホットな芝エビ?」はこちら>
<「 秋冬道具 トランギア アルコールバーナー TR-B25 」はこちら>
<「及源の南部鉄の揚げ鍋 買っちゃいました」はこちら>
<「愛用の諸道具」はこちら>
コメントをお書きください