『 サルマタケ 』は、少年マガジンに1971年から1973年まで連載された松本零士氏の漫画、『 男おいどん 』に登場するキノコです。
老朽下宿の四畳半で極貧生活をおくる主人公の大山昇太(おおやまのぼった)。
彼の部屋の押し入れにはパンツが山積み。洗濯しないため、雨が降ればサルマタケと称するキノコが生えるのです。
パンツ ≒「さるまた」に生えるキノコだから、サルマタケと…。
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30数年前、一人暮らしを始めました。『 男おいどん 』 の主人公と全く同様に、押し入れの中には、洗濯をしていない沢山のシャツ、トランクス。
そして、梅雨のある日、本当にキノコが生えたのです。
マンガの話だとばかり思っていた私は、ビックリ仰天。
これサルマタケ ???
多分、その時生えたキノコは、ヒトヨタケ(一夜茸)というキノコの一種と推測されます。
一夜で溶けて、黒色インクのように液化してしまう。
これがヒトヨタケの名の由来とのこと。
そして、このヒトヨタケこそが、男おいどんに登場するサルマタケと言われているのです。
食用にはなるようですが、酒と一緒に飲み食いすると中毒を起こし、幻覚を見るそうです。
私の部屋に生えたものは、エノキよりさらに細く、傘がやや大きい、色はネズミ色。
食べるなんて、めっそうもない。そのうちに、溶けて無くなったのです。
しかし、キノコが生えたのBVDの丸首のTシャツ、トランクスには、点々と黒い大きなシミが残り、
まるでディズニーの『101匹のワンちゃん』、二度と使えなくなったのです。
就職して職場でこの話をしたところ、” パンツにキノコを生やした男 ” と嘲笑を浴びせられる羽目に…。
エノキやヒラタケを見ると、時々、そんなことを思い出します。
今日の弁当の主役は、ヒラタケ科のゆきれいたけ(雪嶺茸)。
あまり、目にしないキノコ、博多阪急の食料品売り場で購入。
製造元のJ A福岡大城は、「スイスやイタリア、フランス、モンゴル地方の森や草原に自生するヒラタケ科のきのこです。和名は ” バイリング ” です。肉厚でやわらかな食感は、火を通したアワビのようで、うまみがぎゅっと詰まっています。」と。
ちなみに、ネットでは、体重増加の抑制、高脂血症、便秘改善の効果、免疫力を高める効果なども言われています。
先ず、JAお勧めのバター焼き。バターは、『よつ葉バター』。
よつ葉の無塩バターと言えば、ホームベーカリーのパンづくりに欠かせないバターとして人気です。
加塩バターも、大手メーカーのものより、クリーミーでコクがあるような…。
そして、エノキ、シメジとエリンギ、ブロッコリー、牛タンハムのコンソメ煮。
あとは、よつ葉バターたっぷりのプレーンオムレツの三品。
二日連続のキノコ弁当となりました
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