★ 椎茸アレルギー人間の椎茸弁当 ★

      椎茸弁当
      椎茸弁当

 

椎茸アレルギーなのです。

しっかりと火の通っていない生椎茸を食べると、湿疹が出現するのです。

 

 

<「男子弁当のブログ」はこちら>

 

 

 

随分昔のこと、ある日、顔と体に湿疹が出ました。

先輩の F女史は、

「ちょっと最近飲み過ぎてるみたいだし、肝臓が弱ってるのかも。ちゃんと病院で診てもらいなさいよ」と。

 

しぶしぶ、済生会福岡病院へ。内科で診察を受けると、理由も告げられず、皮膚科に行きなさいと。

皮膚科の医師は、からだを診て、

 

 医師 :「椎茸を食べましたか?」 

 小生 :「いいえ食べてませんけど…」

 医師 :「よく思い出して下さい。先週はどうです?」

 小生 :「ん~、ああ、先週、焼鳥屋で椎茸の串を食べましが…。」

 医師 :「それですね。」

 小生 :「1週間も前のことですよ。しかも、たった2本」

 医師 :「量は、あまり関係ありません。そして、一週間ほど後に、症状が出る人もいるのです。

      この写真を見てご覧なさい。あなたは、間違いなく椎茸レルギーです !!」

 小生 :「しっ、しいたけアレルギー?!  そんな……。」

  

初めて耳にした椎茸アレルギー、そして、何とも残酷な告知……。

 

 

以来、焼鳥屋、バーベキューでの椎茸など、火が完全に通っていない生の椎茸は、食べてはいけないものになったのです。

 

もっと若い頃のこと。

年末の餅つき。皆での餅つきの合間、そばには椎茸のほだ場(栽培場)があって、ほだ木に生えている椎茸を採り、焚き火で焼いて醤油をたらし、がぶりと…。

そして、日本酒をきゅっ、何とも言えず美味しかった。

 

食べてはいけないと言われても、湿疹が出るだけで、かゆくないし、熱も出ません。まして、好物。

少しの湿疹くらい…。 時に、” ええぃ、ままよ ” と食べることも。

 

今日の弁当の主役は、そんな椎茸です。けれど、乾椎茸。 干したものでは、湿疹は出ないのです。

生のものに比べ、風味が良く、ビタミンD2も格段に多くなります。

 

メニューは三品。

 ① 椎茸のバター焼き 

 ② 戻し汁で煮た鶏とレンコン、椎茸の煮物 

 ③ 椎茸と小松菜のオイスター炒め

 

そして、だし巻き玉子はおまけです。