鴨南、ことばの由来は、鴨南蛮。日本の麺料理で、基本は、温かいそばに鴨肉とネギを乗せたものです。
ネギを「南蛮」と呼ぶのは、江戸時代に来日した西洋人(当時は、南蛮人と呼ばれていた)が、健康保持のためにネギを好んで食べたためだそうで、西洋料理に広く用いられるタマネギは、日本では明治時代まで作られていなかったため、ネギが代わりとなっていたとのこと。
鴨は脂身が多く、あまり得意ではありませんで、鶏モモで代用。
筋を抜き、余分な脂身などを取って下ごしらえ。
鶏ガラベースに、醤油、赤酒、砂糖を加えただし汁に、生姜とねぎの青い部分を入れ、じっくりと身が柔らかくなるまで煮込みました。仕上げに、焼いた白ネギを加え、少し煮たら完成です。
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