今日は、生憎の雨。
仕方が無いので、フライパンたちの手入れでも…。
かつて福岡市南区にあった、食事とお酒の小さなお店。
その店のご主人にいただいたのが、中尾のアルミフライパンです。
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福岡の老舗レストランチェーンのコックだったというご主人。
仕事帰りに、よく立ち寄りました。
パスタから、煮魚まで、多彩なメニューが酒の旨さを引き立ててくれる。
さすが、プロの料理人。どれをとっても美味しい。
昨今のレストランチェーンはレトルトばかりのメニュー。
きっと腕をふるう機会も減っていたのでしょう。
料理談義に花を咲かせ、あら炊きの作り方のコツなど色々教えていただきました。
1年ほど過ぎた頃。休みの日の昼間、お店の前を通ると、ご主人がお店から出てきて、もうすぐお店を閉めると…。
突然のこと、驚きました。
そして「これを…」と言ってご主人が差し出したのが、アルミフライパン。中尾アルミ製の21cm。
私がパスタを頼むと、これを使ってこしらえてくれていたもの。
人との出会いと別れは、一期一会。
有り難く、寂しく…。
私の、大切な宝物です。
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