想夫恋風の焼きそばを作るため手順です。
想夫恋の鉄人、飯塚店の大将と横浜青葉店の映像を基に、お店と同じ調理時間9分で作るマニュアルです 。
飯塚店は、私が撮影したもの。
とは言え、茹で釜も鉄板も、一般の家庭にはないもの。
鉄板の大きさと火力の違いはどうにもなりません。
家庭のガスレンジとフライパンで、麺をカリッと焼きあげようとすれば、焼きの時間を長くしなければならず、このとおりには行きませんが、鉄人たちの所作を思い浮かべながら焼いています。
下の調理工程図は、たまに想夫恋のお店で見かけるものです。
この図によれば、麺の片面づつを、それぞれに90秒ずつ焼くようになっています。
そして、「麺と野菜を混ぜほぐす」が150秒、「盛付調整」が30秒。
実際は、麺の焼きの時間がもっと長く、ソースをかけてからは、一気呵成に焼き上げている感じがします。
手順は、概ね次のような感じです。
① 鉄板に、ラード
② 麺を、ゆで釜に投入
③ 豚肉を、鉄板中央へ
④ 麺を揚げて鉄板に撒き、麺の形を整える
⑤ 麺の周りにラードを回しかけ、じっくり焼く ( A面の焼き )
⑥ 麺を裏返し、さらに焼く( B面の焼き )※必要に応じてラード。
⑦ 焼けた麺を半分に折って、鉄板の脇へ
⑧ モヤシ/ねぎを鉄板中央へ
⑨ 麺を、モヤシ/ねぎの上へ
⑩ コショウをふる(1人前 2~3ふり)
⑪ 1人前50mlのソースを、麺全体にかける
⑫ ヘラですくって全体を返す
⑬ 麺を肩の高さまで大きく持ち上げてほぐし、水分、油分を飛ばしながら合わ
せる
※ シッカリと焼かれた麺は、このほぐしで自然に折れたり、切れたりして短く
なりますが、焼き手自身がヘラで切ることは決してありません。
⑭ 皿に盛りつけ、完成