ー　洋酒のブログ　ー

深夜食堂 2 第十二話『 唐揚げとハイボール 』に登場するカクテル。

サヤちゃんが好きになってくれたことで、「 深夜食堂 」の歴史が変わったと言わしめた飲みものだ。

学生の頃の記憶に、ハイボールはない。

昭和一桁生まれの親父は、飲んでいたようだが　…

ブームを起こしたのは、サントリーかな　…　

♪ ウイスキーが、お好きでしょ … ♪

小雪、菅野美穂、井川遥　… 

ハイボールと唐揚げ …  「ハイカラ」なんてCMあったな　… 

久しぶりに、家飲みカクテルを再開した。

何やかんや忘れてしまって　… 

そう言えば、カクテル本あったな　…

これまでカクテルに限らず、ビールやウィスキーなど、酒にまつわる本を色々買ってきた。

書棚を探して見つけたのが、この『 新バーテンダーズマニュアル 』、10年ほど前に買った本だ。

サイズはA5サイズで、368ページとそこそこ分厚い。白黒刷りで、写真は巻頭4ページのみ。

著者は、4名のサントリースクール関係者。

何処にもいかない三連休。

久しぶりに引っ張り出したカクテルの道具たち。

ベランダには、ミント３種の寄せ植えがある。

モヒートか　…

で、チョイチョイと　…

ミントの効いた強めの味。

いいよ　…

＜「 カクテル道具カムバック ／ 家飲みカクテル vol. 1 」はこちら＞

博多阪急地下の酒売り場を通ると、派手なボトルが並べられている。

ベルスコッチオリジナルのユニオンジャックラベルだ。

なぜ今頃、ベルスコッチ　？ ……

ベルスコッチと言えば、ネック・ラベルに記された ” afore ye go ” で知られる。

これは聖書の言葉、古英語で、

” 汝ら、いざ進め ”。

今の言葉なら、” before you go "。

すなわち、” 旅立ちの前に ”、あるいは ” 船出の前に ” の意味だ。

ドラッグストア コスモスで買い出し。

酒のコーナーを歩きながら、ふと棚に目をやると、ジャックダニエルが1,980円。

ジャックが税込み2千円以下ってのは、かなり安い。

今日日、家飲みで酒がすぐになくなる。

で、ジャックとジンビーム、ブラックニッカの3本を購入。

全国、そこかしこで猛暑、猛暑。

40℃ 越えの可能性もあるとか。

冗談じゃありませんよ、気温が体温より高いなんて…

逃げ出したい夏　…

こういう時は、よく冷えたコーヒーウォッカをクッとやるのがいい。

数年前、同僚のＫ君にそう教わった。

作り方は、いたって簡単。

ウォッカにコーヒー豆を漬けるだけ。

一瓶だと持て余すので、そこそこの量。

コーヒー豆が沈むまで、暫しの辛抱。

あては、冷やしたノザキのコンビーフか、テング ビーフジャーキーか。

熱中症より、飲み過ぎ注意。

＜「 こりゃハマル … ー 自作 コーヒーウォッカ －」はこちら＞

＜「 －  日本酒・洋酒・ワイン・ビール－」はこちら＞

アメリカ映画で、飲むシーンに時々登場する酒が「ボイラー･メーカー」だ。

ビールを注いだジョッキやグラスに、バーボンを入れたショットグラスを落として飲むカクテルだ。

韓国にも、これに似た「爆弾酒」がある。

この類いのものを初めて飲んだのは４０年ほど前、久留米市のスナックだった。

友人が「爆弾」なるものを注文した。

ジョッキのビールとウイスキーの入った猪口が出され、その猪口をジョッキに沈めて一気飲み。したたか酔った思い出がある。

近頃は、そんな無茶なことはやりません。

今日は、令和記念のサントリーモルツとアーリータイムズのボイラー･メーカー。

このビール、本当に令和記念？　正月用の残り物じゃないの？

缶底記載の製造年月日は「2019.03」となっているので、まぁそうなんでしょう。

それにしてもこの風情、まさに飲んべえの酒って感じが好きだ。

暑くって、暑くって　…

帰り着くやいなや、先ずビール。キッチンで立ち飲み。

次に　… っっと　…　　　今日は、ラム酒だ !!

シッカリと冷した「キャプテンモルガン スパイスト ラム」をカッとやる。

ラム酒は、海の男のイメージが強い酒だ。

ちょっと前だが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック･スパロウが豪快に飲んだことで、イギリスでは、一躍ブームになったとか。

周知のとおり、ストレートはもちろん、カクテルベースとして用いられるほか、ケーキなどのお菓子の風味付けでも使われるので、飲まない女性の間でも知名度は高い酒。

ちなみに、イギリス海軍で、兵士の士気高揚や娯楽のために支給されていた酒だ。

今宵は、「キャプテンモルガン スパイスト ラム」。

イギリスで愛される海賊、ヘンリー･モーガンの名を冠する酒。

　　　＜KIRIN「キャプテンモルガン スパイスト ラム」はこちら＞

一杯やって、バテ気味の精神にカツを入れよう　…

ウォッカばかりを飲んでる同僚がいて、

夏は、よく冷えた” コーヒーウォッカ ” がうまいと。

なに、そのコーヒーウォッカ って … ?!

聞けば、巷では随分前からはやっていると言う。

飲み屋で作り方を習い、今は自分でこしらえている、簡単だと。

ふ～ん、で、やってみた。

（詳細については、今宵は面倒なので後日UP。)

なるほど、こりゃ～～、いいね　～

飲み過ぎ注意　!!!

コーンウイスキー、大雑把に言えば、80%以上のコーン（マッシュ）から作られたアメリカンウイスキー。

最大の特徴は、熟成の義務がないことである。

禁酒法時代に密造されていた粗悪な酒で、バーボンのオリジナルとも言われる。

このジョージアムーンも、外見が示すとおり、当時の密造酒を模したものである。

５月、BAR レモンハート SEASON 2で取り上げられてから、急に値上がりしてしまった。

で、味はと言うと　…

今宵は、アイリッシュウイスキー。

そ、”Whisky” じゃなくて、” Whiskey” 。

一頃は、アイリッシュ・ウイスキーが世界のウイスキー市場のシェアの6割を占めていたそうだが、1919年、主な輸出先のアメリで禁酒法が実施されて衰退し、以降、スコッチ全盛に…。

したり顔のスコッチ通が、シングルモルトだ何やかんや　…

アイリッシュは、地味な酒だが、いい。

落ち着いて、しみじみ飲む夜に向いた酒だ。

マイケルおすすめの一本。

男が二人やってきた。元部下たちだ。

「先日は、ありがとうございました」と言って、袋を差し出した。

取り出してみると、酒瓶のようだ。

よく見ると、それは『タンカレー N0.10 』 ではないか。

「 これは　…　」　

先だって、彼ら2人ともう一人、そして私の4人で飲んだ。

2軒目の飲みしろを私が払ったので、気を遣ってくれたのだ。

ジュニパーベリーは、ヒノキ科の針葉樹「セイヨウネズ(西洋杜松）」の球果である。

独特の苦味と甘みと、松の実にも似た香りを持っていて、肉の臭み消しやドレッシングなどに使われるスパイスだ。

＜「－ バーマットを代えて、ゴードン・ジンをやる －」はこちら＞

＜「－ 今宵、ビフィータ－ジン ー 」はこちら＞ 

一昔前から、輸入品のバーマットが出回るようになった。

バーマットとは、バーやパブなどのカウンターに敷いて使われるもの。

日本の店では、合成のセーム革系の黒いものをよく見かけた。

やがて、海外の酒のメーカーなどが販促用に作ったゴム製のものが日本でも手に入るようになった。

厳しい言葉　…

＜ 品性に欠けるね … ＞

＜ 野郎、いい加減にしやがれ … ＞

＜ テメェ、月夜ばかりじゃね－ぞ … ＞

胸中をよぎってく。

仕事してりゃ、嫌なことがあるのは当たり前。

仕事なんて、そんなもん。月給もらってる。 

まぁ、飲もうじゃない。

博多駅地下の酒屋でテキーラを買う。

あてに、ヒレカツとクリームコロッケも。

テキーラにヒレカツ、いいよ。

美味いね、また明日。

今宵、仕事関連のパーティ。

全ての挨拶が終わるまで、1時間30分。

会場入りから、2時間立ちっぱなし。

ようやく、乾杯。

ここで飲み食いしたって　…　

で、とっとと退散。

ネオン街も、そう遠くはないが　…

酔ってなけりゃ、そんな気になんない。

くたびれたし、帰ろう　…

腹がへって、家の側のコンビニで、から揚げを買う。

から揚げなら、ハイボール　?　　井川 遙のCMの影響かな　…

まぁいいや。とにかく、飲むんだ　!!!

こんな組合せだって捨てたもんじゃーない。自分の酒が、何より美味い。ハイ…　か。

シルバーウィークったって、予定はないし　…

” まぁ、酒がありゃいいや ” ってんで、ヤマヤへ買い出しに。

いつものバーボンやスコッチじゃ面白くない。

久々にテキーラでも飲むか　…

＜本日の買い物＞

・ディリジェンシアス  アカベ  シルバー　1,706円　

・モレッティビール 330㎖   　　　　　　　 255円

・プリモ 355㎖   　　　　　  　　　　　　  300円

・タップルーム ペールエール355㎖ 　  　　 429円

・クリストフェル ブロンド 330㎖               270円

・クリストフェル ダーク 330㎖                  270円

＜「夏休みの友、クラフトビールを買う －世界のビールvol.13－」はこちら＞

365日酒を飲む。

軽くビールを流し込んでから、日本酒。

時々、ワイン、バーボン、スコッチ…etc。

暑い時分は、ドライな蒸留酒がうまい。

今宵は、ビーフィーター・ジン。

ジンって、カクテルベースのスピリッツじゃ…？

ショットバーで、

　◇　何にします　？　

　♠　ビーフィーターのロック、ダブルで。

バーテンダーの顔に、僅かに 浮かぶ  ” ん？ ” 。

ドライ・マティーニじゃ、格好付けすぎ。

40 °のダブル、二三杯あおれば、それなりに効く。

それでも男は、涼しい顔で、平然とグイグイやるのが粋だ、

そう思っていた。

若かった昔を思いつつ、今宵も酔って候。 

１月１０日放映のWOWOWプライム、リリー・フランキーの『 聖地巡礼 スコットランド・アイラ島前編　～不朽の魂～ 』。

ウィスキー通のリリー・フランキー氏が、スコットランド、アイラ島に赴き、1779年設立の最古の蒸留所、氏憧れの「ボウモア」を訪れる旅。

ボウモアの蒸留所では、杜氏がリリー・フランキー氏に様々な年代のボウモアをテイスティングさせます。

使っているのは、口のつぼんだテイスティンググラス。

＜WOWOW「聖地巡礼　『スコットランド・アイラ島前篇～不朽の魂～』はこちら＞

＜「気晴らしの買い物　－　ザ・マッカラン ファインオーク １０年　－」＞

＜「仕事納め　『 シングルモルト 余市 』 －　“ 覚めよ人 !　舶来盲信の時代は去れり ” －＞

＜「 スコッチウイスキー　VAT69の思い出 」はこちら＞

＜「 『ジョニーウォーカー黒ラベル』の古酒を飲む」はこちら＞

今日、仕事納めの会社って多いと思います。

夕方、オフィスで一杯。それとも、近所の居酒屋で軽く一杯なんて　…

でも、そんな慣行も随分と少なくなってきてるみたいで、ご多分にもれず、小生のところも何もなし。

昔は、翌朝まで飲んでましたけどね　…

とりあえず、家に帰り着いて　…　

一杯やるか　… 

今夜はシングルモルト、国産にするか　…

買い物をすると気が晴れる、そんな方、世間には少なくありません。小生もその一人。

ですが、デパートやショッピングモールで、色々探したりはいたしませんで、好きな類いのものを、まっしぐらに買いに行く。

そして、普段、あんまりは買わないもの、買えないものを手に入れると、気持ちがスカッとします。

んで、好きな類いのもと言えば　…　酒、チーズ、コーヒー、キッチングッズやなんかです。

そんでもって、本日は酒です。「やまや博多駅東店」へ一直線。

いつもは、バーボン。今日は、少し奮発してスコッチ、「ザ・マッカラン ファインオーク 10年」を買っちゃいました。

ジョウニーウォカーの黒ラベル、通称『ジョニ黒』は、かつては、とても高級な酒だった。

昔は、酒税､関税が高く、それに円レートも現在の１／３以下。

1万円以上もする高級洋酒で、贈答品としてもよく使われた酒。

そんなジョニ黒も、近頃は2千円台で買える。

近所のサニーでは、黒が、2,268円、赤なら何と1,248円。

酒のやまやは、さらに安い。 

先日、実家に帰った折、何気なく居間のサイドボードながめていたら、棚の奥にウイスキーボトルの様なものが見えた。

出してみるとジョニーの黒。

オヤジに聞くと、買ってしまい込んだまま忘れていたと。買ったのは、25年以上前だと言う。

開栓はされていない　…　

飲めるかも知れない　…　

で、頂戴つかまつりました。

40年近くも前のこと。

友人の部屋に、男ばかり数人が集まり酒を飲んだ。

酒がなくなり、どうするか思案していたら、同じアパートに住む一人が、取って置きだと言って持ってきたのが、箱に入った「 VAT 69 」という酒だった。

＜「 どんだけ飲むの ？　バーボンにボトルポアラー」はこちら＞

＜「 酔って候 － 柳ジョージを聴きながらバーボン」はこちら＞

外で、家で、飲む洋酒は、基本はバーボン、たまにウィスキー。

そのバーボン、学生時代は、もっぱらアーリータイムスかジンビ－ム。

当時、傾倒していた吉田拓郎の「ペニーレインでバーボン」に影響されてのこと。

その頃、バーボンの中で、一番安かったのです。

ジャック・ダニエルは※ ？　…  無理、無理 …　

ワイルドターキー？　とんでもありません。

円／ドルレートが250円の時代のこと。

昔は洋酒全般に、とっても高かったのです。

＜「愛用の諸道具」はこちら＞