数年前、背中に小さなシコリのようなものができた。
調べてみると、『 粉瘤 』と呼ばれるもので、皮膚に袋状の組織ができて、その中に角質や皮脂がたまって、徐々に大きくなっていく皮下腫瘍だという。
年々、少しずつ大きくなっていたが、良性の腫瘍で、放っていても大丈夫だということなので、気にしていなかった。
が、7月下旬、突然、赤く腫れて大きくなってきた。
7月31日、博多駅近くの某皮膚科に行くと、代診の医師。
「 とりあえず、炎症を押さえる薬(抗生剤)で様子を観ましょう 」と。
薬はきちんと飲んだが炎症は治まらず、8月6日化膿・出血。
代診の医師で、頼りない感じだったしな …
それにしてもちょっといけませんよ、手術ってことになるのかな … ?
入院治療かな … ?
入院なら、○○病院がいいかな …
先生は、紹介状を書いてくれるかな … ?
色々考えてもしょうがない、とにかく先生に観てもらおう。
※ ※ ※
8月8日、再び受診。
先生:背中を見せて下さい。
う~ん、こりゃタイミングかな(と言ったような…)
シャツを脱いで、そこにうつ伏せになって下さい。
そして、
先生:麻酔、%$#@を●ミリグラム。
それと、*+;#% … etc.
よく解らないが、傍にいる看護師に何かいっぱい指示。
ええっ !! それって、もしかして切開するってこと !?
普通、事前に一言あるもんじゃないの … ?
※ ※ ※
ほどなく、背中にチクリとした痛み。
麻酔が打たれたのか …?
薬剤が注入される感覚 … かなり痛い。
そして、医師が『 粉瘤 』を指でつかみ、中に溜まったものを強く押し出す感触。
” うぅ~ ” (とんでもなく痛い)
それが何度か … ああ、痛かった~ …
医師:傷の消毒があるので、数日は続けて来て下さい。
※ ※ ※
で今日、8月9日。
傷の消毒とガーゼの取り替えかな …
とっ、ところが …
今日も麻酔を打たれ、入念に傷の洗浄。
昨日とあんまり変わらない。
うぇぇ~ 今日も痛~い
※ ※ ※
治療を終えて博多駅を歩くと、めまいがする。
痛みを我慢するって、結構くたびれる。
なにしろ、冷えたビールと冷酒で元気を付けよう。
それにしても、人生、なんやかんや色々面白い。
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