遙か遠くに望む壮観な山並み。
都会の喧噪から離れ、黄昏時、揺らめく焚き火の炎を見つめながらワインを味わう。
世俗の煩わしさから解放される一時 …
ネットには、ソロキャンプの記事が溢れている。
近頃では、女子をソロキャンプいざなうものも増えてきた。
女子のソロキャンプに適したキャンプ場の紹介から、性被害に遭わないための方法まで様々な事柄が書かれている。
こうしたものには、無責任な提灯記事が少なくない。
決して、真に受けてはいけない。
そもそも、キャンプ場で「女子一人」というのは、犯罪機会論から言えば、危険極まりない状態だ。
ある冬の夜、うら若い女子がコンビニに入ってくる。
パジャマとおぼしきスウェット、素足でスリッパ履き。
おでんを買ってレジで支払い。
コンビニの店員が尋ねる。
” お箸は何膳付けますか ?”
” 一膳でいいです ”
その様子を素知らぬ顔をして聞いてる男がいる。
女子がコンビニを出ると、気づかれないように後をつける。
住まいはコンビニの近く、一人暮らしに違いない。
オートロックはあるのか。何階か、どの部屋か。
男は、入念に粘り強く「獲物」の情報を収集し、犯罪を実行する。
(ある警察官の話)
強制性交(強姦)の発生場所は、ひとけの少ない公園や屋外と思われがちだがそうではない。
中高層(4階建て以上)住宅、一戸建て住宅、その他の住宅で、その約半分を占める。
マンションの高層階でも安全ではない。
大丈夫だと思って窓を開けて眠ったりすると、上階からロープを使って侵入する者もいる。
要するに、一人暮らしの女性を見つけ出し、襲おうとする。
多くの人が、性犯罪者は性的衝動に駆られて犯罪を行うと考えがちだがそうではない。
偶然と言うのは、そう多くはない。
彼らは、冷静で粘着質、そして計画的だ。
※ ※ ※
ソロキャンプの女子は、彼らにとっては恰好の獲物だ。
女子のソロキャンプに適したキャンプ場などと喧伝されたキャンプ場に幕を張り、虎視眈々と狙っている。
ソロのトレッカー女子より、遙かに見つけやすい。夜、街で探す必要もない。
獲物は向こうからやってくる。
何といっても一人だ。
隠そうとしても、注意して観るとすぐに判る。
テントに鍵はない。
管理人が常駐していても平気だ。
近くに別のキャンパーが居ても大丈夫。
暴力で口を塞いで押さえつける、刃物を突きつけて、抵抗できないようにする。
そんな性犯罪者が、一人じゃなくて数人のグループだったら … とてもとても …
皆さん、金儲け目当ての提灯記事や映像に、決して踊らされてはいけません。
静かで快適、安全で安心 … それは間違いなく二項対立、虚構だ。
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